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【経商合同ゼミナール大会とは?】
経商合同学内ゼミナール大会は毎年12月上旬に関西大学で行われており、関西大学の経済学部、商学部のゼミに所属している学生がプレゼンテーション部門、公開講義部門、ゼミ生対抗討論部門で日頃の研究の成果を発揮することができる大きな大会です。 |
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東五十川 雄介 |

清野 香保里 |

竹内 葉月 |

萩 省兵 |
丸山 祐美 |

上谷 翔大 |
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私たち経商班は、「清涼飲料水市場のイノベーション」をテーマに研究を行います。私たちの研究テーマですが、まずこのテーマに決まるまでに長い道のりがありました。
現在、様々な分野・市場においてコモディティ化が進んでいます。コモディティ化とは、消費者がどの製品を取ってみても、本質的な違いを認識することができず、企業側は価格を引き下げることでしか他社との差別化がはかれないような状態を指します。テレビや家電、DVDプレーヤーなど、日本を代表する製品たちはこのコモディティ化の波に飲まれてしまったのです。
そこで今回は、日本の清涼飲料市場に目を向けて研究を行います。飲料というのはコモディティ化しやすい財であり、実際に小売店などに並べられている商品を目にしても本質的な違いは感じることが困難であると言えます。しかし、清涼飲料市場は絶えず成長しており、コモディティ化による市場の縮小などはみられないように思えます。そこで私たちは、その要因を研究し、日本の清涼飲料市場の特異性を暴いていこうと思います。
by経商班一同 |
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7月の上旬の経商班の様子です。経商班はまだ発表のテーマが決まらすに、話し合いを続けている模様。それぞれが、自分たちのやりたい研究の案を出し合いながら全員が納得するテーマを決めるのは難しいようです。案としては、リプトンの流通経路や栄養ドリンク市場、道の駅、たばこ産業、映画の配給会社についてなど多種多様な案が出ていました。今の現状を見る限りでは、このチームが今、一番喧嘩が勃発しそうなチームではないでしょうか…(笑) |
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研究テーマを「日本の栄養ドリンク市場」とし、各自文献を収集、読み漁る日々が始まりました。しかし栄養ドリンク市場はあまり研究対象とされてこなかったこともあり、市場全体や製品の個別事例について触れた文献がなかなか見つかりません。数少ない書籍・論文・web資料から自分たちが栄養ドリンク市場の中でもどのようなことにスポットを当て、どう研究テーマを絞っていくのかについて話し合いました。 |
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この日もひたすら文献を読み漁り、追加で必要なデータ・情報を調べていくという作業が続きました。テーマが定まらず悶々とした空気の中、私たちが息抜きできる瞬間はお昼ごはんの時間のみでした。笑 |
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夏休み初日!グループ全員で京都にある国立国会図書館に行きました。学校やweb上にない資料がたくさんで、各自資料集めと所々での意見交換を行っているとあっという間に閉館時間に。各自の課題を整理するいい時間となりました。 |
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お盆休み前最後の集まりです。栄養ドリンク市場に関する疑問点・研究方針が徐々に明確に!
それらを基に「なぜ栄養ドリンク市場は医薬品、指定医薬部外品、清涼飲料水と市場がまたがっているのか?」、「データでは価格が消費者の購買条件として上位に挙げられているが、それでも各商品は広告・ブランドに力を入れているのはなぜか?」、「なぜ価格競争に陥らないのか?」等問題提起・仮説を立て、研究活動が一歩前進した日でした。
また、休憩中には各栄養ドリンクを実際に購入したり飲んでみたりもしました。 |
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夏休みも終盤に差し掛かってきました。休み期間中なので、グループのなかでも短期留学に行っているメンバーやサークルの合宿、地元に帰省などの予定があるメンバーもいて、全員集まれない日が多かったです。それでも、各自で調べたことはSkyDriveに資料をUPし、話し合った内容はLINEで共有するなどして常に全員で活動をしていけるようにしました。 |
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とうとう始まりました秋学期!授業は始まってもメンバーとは夏休み期間にも顔を合わせていたのであまり久しぶり感がなかったです。それでも全員揃って研究活動ができるのは久々でした。また、この頃から栄養ドリンクという研究テーマ自体に対しての問題も浮かび上がってきました。そしてこの日は研究の合間にレッドブルを買って飲んだり、メンバー全員のスマートフォンのロック画面をレッドブルにし、片時も研究が頭から離れないような状況に追い込みました。(笑) |
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この前日に岩本先生の研究室を訪ね、栄養ドリンクのなかでも私たちが主な対象としているレッドブルは会社自体が売上や戦略等の情報を完全非公開にしているため、このままの自分たちのテーマでは必要最低限のデータすら得られないので研究をより掘り下げることは出来ないのでは、と考えていることを岩本先生に相談させていただきました。
それにより、栄養ドリンク市場という狭い部分で見るよりも、清涼飲料水市場というより広い枠組みをターゲットにして研究していくことが決まりました。
そしてこの日から清涼飲料水をターゲットに、一からの文献集めが始まりました。 |
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研究テーマが変わって殆ど一からの研究になったため、また国会図書館に行きました。朝10時の開館から18時の閉館まで、国内・海外の清涼飲料水市場動向や個別の商品事例、また製品のコモディティ化に関する資料を分担して探しました。 |
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祝日も関係なく朝から研究活動です。研究の流れが定まらず右往左往しては行き詰まり…の繰り返しでした。 |
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2泊3日のゼミ合宿が終わった次の日から、大会までの1ヶ月間、グループで短期でアパートを借りました。
グループ6人中5人が地元から通いでの通学で、長ければ通学時間だけで往復3時間の者もいたため、時間をより有効活用するために大学のすぐ近くに住むことにしました。
そしてこの日が入居日です!活動拠点となる場所ができたことにより、夜遅く、明け方まで作業・活動を行うことが可能になりました。 |
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住宅機器の研究をしていた全国大会の安藤班のアイディアをもらい、壁に模造紙を貼ってホワイトボード代わりにし、そこに既存の脱コモディティ理論に基づいて清涼飲料水の事例をマッピングしてみました。実際に理論に当てはめてみると、矛盾している点や当てはめるうえでの不十分な点が浮き彫りになってきました。 |
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この日は全国大会予選でした。岩本ゼミから2班が出場するため、私たち経商班も応援に行きました。各班の研究発表のプレゼンを見ていて、両班とも中間報告時よりさらに内容も発表も洗練されていて、たくさんの刺激を受けることができました。また、発表時間の合間には私たちのグループの研究も進めました。 |
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17日が大会発表用のパワーポイント提出締切のため、全員で確認・訂正作業を行っているところです。また、当日発表する箇所も分担し、各自での確認作業や質疑応答対策も始めました。 |
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19日は、僕(花房)が経商ハウスに応援に行きました。最後まで頑張ってもらおうと、オロナミンCの差し入れを持っていくと、皆喜んでくれました。 |
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大会前日です。各自担当箇所の発表練習と質疑応答対策を詰めているところです。前日ということもあり、経商ハウス内にも若干の緊張感が漂っていました。 |
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写真をクリックすると各班の詳細ページにリンクします。 |
遂に、この日がやってきました。11月21日経商合同ゼミナール大会!大会当日は、いつも通りサブゼミがあり、その時間を使い経商班プレゼンの最終調整としました。最後の最後に、萩君は先生に「原稿を捨てろ!原稿を読むんじゃない!読んだらゼミクビ!」と言われていました。萩君自身だけでなく、メンバー全員がこの言葉に動揺を隠せない状態でした。
果たして、萩君はプレゼンを成功させることができたのでしょうか?その結果は詳細ページで紹介していますので、どうぞご覧ください。 |
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